Ballast Sampling

Ballast water sampling analysis

新造船と就航船のバラスト水サンプリング分析業務を行っています。

2021年12月にバラスト水サンプリング事業を設立いたしました。

レトロフィット事業での訪船3Dレーザースキャニングの実績を活かし、スムーズに訪船検査作業を行います。また、中国の専門業者と業務提携を結んだことにより日本国内のみならず中国全土およびシンガポール、韓国、中東、ヨーロッパ、アメリカでのサンプリングも可能としました。
サンプリング水は弊社及び国内の研究所で分析を行い、IMO D-2は2営業日以内、VGPは2週間以内に証明書を発行します。
弊社ではBWMS搭載工事設計を手掛けておりますので、サンプリングに関しても様々なシステム毎に配管状況を踏まえてご提案し、不安材料をクリアして船主さまを手厚くサポートします。

採取したバラスト水を検査する様子

■VGP-2013

アメリカ海域の運航を予定している船舶に求められる分析規則です。VGP適用海域(沿岸3海里)内で、デバラストの必要がある船舶に適用されます。初年度は2回実施し結果がどちらも基準値内であれば、翌年からのサンプリング分析はUVタイプの機器は年1回のみ、その他の機器は年2回の実施となります。

■IMO D-2

2022年6月1日以降に、BWMSを搭載する全ての船舶を対象にサンプリング分析が規則化されました。
コミッショニング時に施行し、生涯に一度のみ行われます。国際バラスト水管理証書(BWMC)を所持している船舶で、BWMSが正常に継続運用されている場合、定期検査(更新検査等)において、追加のバラスト水分析を要求されることはありません。

■サンプリング分析作業の流れ

■サンプリング実績

西日本を中心に、多数の港を訪れてサンプリング分析を実施しています。
また、提携の分析業者の協力により、中国・シンガポールでの訪船も多数行っています。詳しくは、弊社担当者または以下の問い合わせフォームからご連絡ください。